私は、子どもを叱るときに度々この言葉を使ってきました。
どんな場面でかというと、子どもの中に醜い心が見えたとき。
嘘をついたり、ごまかしたりしようとする、ずるい心。
いじわるで、不誠実な心。
相手のことを考えない、自分勝手な心。
そんなとき、私は本気でこの言葉を言い放ちました。
そんな心の人は、勉強する必要なんてありません!
なぜなら
勉強して賢くなる人には、覚悟が必要でもあると思うからです。
賢い人はいずれ、人から頼られたり、リーダーとして人を導く役割が与えられたりするかもしれない。
そういう覚悟です。
だから、賢くなるということには、責任が伴うと私は考えています。
だって、世の中を見てみてください。
心が醜いのに頭が回る人がリーダーになったら、世の中はとても危険な状態になると思いませんか?
ある程度大きくなってからは、子どもたちが大好きなスターウォーズをよく例として挙げていました。
アナキン・スカイウォーカーになっても、いいの?
アナキンとは、後にダースベーダーになってしまう人です。
もしそうなるようだったら、あなたには勉強なんかしないでほしい。
心が醜いまま賢くなって、世の中を不幸にすることに影響を与える人になってはいけない。
勉強より大切なことがあるでしょう。
まず心を磨きなさい。
人のためになることをまずやりなさい、と。
勉強は、自分の教養を深め、自分の人生を豊かにするもの。
そして、なりたい自分に向かうために、必要な力でもあります。
でも、それだけではない。
のびしろママ
勉強は、世の中の人を幸せにする力の一つにもなる、と私は思っています。
ただそれには、誠実な温かい心が伴わなければならない。
これだけは、絶対、なのです。