運が良い人になりたいなあ・・・。
幼い頃から私は、そう思っていたような気がします。
だって、「運が良い」って、とっても良い響きですよね!
そして、とんでもなくお得な感じ。
棚からぼたもち、とか。
わらしべ長者、とか。
私に限ったことではなく、昔からみんなそんな話に憧れはあったようです。
なんだかわからないけどうまくいく、なんてことがあったら、そんな素敵なことはないですよね!
でもある日、ささいな良いことをした後、ささいな良いことが私に起きました。
どちらもささいなことすぎて、忘れてしまったくらい、小さなこと。
でも、私の中でその時、何かがつながったのです!
そうか。良いことをしたら、良いことが起きるんだ!
世の中は、つながっている。
良いことをしたら、良いことが起きる。
世の中は、私が思っている以上にシンプルに違いない。
そうだとしたら・・・。
ささいな良いことの積み重ねが、運を良くするのでは?
私はそう仮説を立てました。
それから○十年。
「運が良くなったらいいな」なんていう、図々しい考えからで、
決して崇高な理念から良いことを積み重ねたわけではなかったけれど。
私は、良いと思うことを積み重ねてきました。
それは、誰も気付かないような本当にささいなこと。
例えば、
人の悪口を言わない。
笑顔で挨拶をする。
車を運転しているときは、車線変更したい車に道を譲る。
(これは、ハザードランプをピカピカしてもらえて、それだけで得した気分になります)
などなど。
本当に、小さな小さな積み重ね。
さらに、人間だからできないときだってある。
それでも、私は意識して良い行いの積み重ねをすることにより、「自分はかなり運が良い」という自信が持てるようになりました。
だって、よく考えると・・・。
「運の良さ」なんて、誰にも量れません。
「運が良い」基準なんて、どこにもありません。
あるのは、自分が「運が良い」と思えるかどうか。
そして、「自分は運が良い」と思い込んだ方が、人生とても幸せなんです。
良いことをすると、自分に暗示がかかって、結局自分が良い気持ちになるってことなのかもしれませんね。
もしかしたら、それが「運の良さ」の正体なのかも・・・。
だから私は、小さな小さな良いことを、今日もまた、積み重ねています。